結論から言うと、雍禾医療集団の植毛は術後5日目の洗髪解禁などの指示を守れば、1年後には日本のクリニックと同等以上の定着が期待できます。本編は手術当日からの全記録です。
執筆・編集:薄毛改善ラボ編集部
20年以上、自らAGA・植毛・育毛剤を試してきた編集長が監修。実体験と最新エビデンスに基づき発信しています。
最終更新
2026-05-06
📚 中国植毛体験記シリーズ(全3編)
上海の雍禾医療集団で実際に植毛を受けた、術後5日目から1年後までの全記録です。ショックロス・生着状況・費用の全内訳まで、日本語で公開されることの少ない中国植毛の「術後リアル」を時系列で記録しました。
この記事は「中国植毛体験記」シリーズの第2編(手術編)です。決断までの背景は第1編、中国語ゼロで受けるための実践ガイドは第3編をご覧ください。
第12章:術後5〜7日目(2024年1月5日頃)


術後5日目になると、初めて洗髪の許可が出た。それまでは頭を濡らすことが禁止されていたので、この日が待ち遠しかった。5日間頭を洗えないのは、なかなかきつかった。
洗髪といっても通常通りには洗えない。ぬるま湯をそっと手のひらで頭にかけて、移植エリアは一切こすらない。かさぶたが自然に剥がれるに任せて、決して指でこすったり剥がしたりしない。クリニックから強調されていた注意点だ。
洗髪後のすっきり感は格別だった。5日分の汚れと血のかさぶたが少しずつ取れて、頭が軽くなった感覚。ただ移植エリアのかさぶたはまだ多く残っていた。

第13章:術後8日目・クリニック再診(2024年1月6日)

術後8日目にクリニックへの再診があった。電車とタクシーを使ってクリニックへ向かう。この日が外出解禁日だった。
再診では担当医師に経過を確認してもらった。移植エリアの状態、後頭部の回復状況を見て「問題ない、良好な経過です」という評価をもらった。
その後、光線療法の施術を受けた。専用のLEDデバイスを頭皮に当てて、特定波長の光を照射する。頭皮の血行を促進してグラフトの生着を助けるという効果が期待されている施術だ。

施術中は温かい感覚があって心地よかった。15〜20分程度の施術で終了。「これを定期的に受けると発毛が促進されます」と言われたが、その後は帰国する予定もあったので継続はしなかった。
第14章:術後の経過(1ヶ月〜3ヶ月)

ショックロスの恐怖
術後2〜3週間になると、予告通りショックロスが始まった。移植した毛が次々と抜け始める。洗髪のたびに指についてくる。「こんなに抜けて大丈夫なのか」という気持ちは正直ある。理屈ではわかっていても、目の前で抜けていくのを見ると不安になる。
この時期、WeChatでクリニックに連絡を取った。「こんなに抜けているのは正常か」と写真付きで質問する。返信は「これは正常なプロセスです。心配しないでください」というものだった。その言葉に救われた。
2ヶ月目:何も変わらない(ように見える)時期
ショックロスが落ち着くと、しばらくは何も変化がない時期が続く。移植した毛は抜けて、新しい毛はまだ生えてこない。見た目では「植毛したのに何も変わっていない」ように見える。この時期が一番心理的にきつかった。
「本当に生えてくるのか?」「失敗したのではないか?」という不安が頭をよぎる。ただ、他の人のブログや体験記を読むと、この時期に同じ不安を感じる人がほとんどだということがわかって、少し安心した。
3ヶ月目:ようやく変化が現れる
術後3ヶ月頃から、前頭部に非常に細い産毛が生えてきているのを確認できるようになった。まだ密度は低くて「増えた!」という実感はないが、確かに生えている。これが生着しているグラフトからの発毛だと確信できた時の安堵感は大きかった。
第15章:術後3ヶ月の記録(2024年3月)



2024年3月27日。術後約3ヶ月のタイミングで写真を撮った。前頭部をよく見ると、産毛が生えてきているのがわかる。まだ本数は少なく、密度もまばらだが、高い確率で変化が起きている。
後頭部のドナー採取部は、3ヶ月も経つとほぼ完全に回復していた。剃毛した部分にも毛が生えそろってきて、後ろから見てもほとんど手術の痕跡がわからない。
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第16章:術後1年の結果

1年後の現実
手術から1年が経過した2024年12月。最終的な結果はどうだったか。
ひとことで言えば、「想像以上だった」。
カウンセリングで決めたデザイン通りのヘアラインが、前頭部に完成していた。頭頂部の密度も術前より改善しており、自分の目には「増えた」と感じられる。
何より周りからの反応が変わった。久しぶりに会う友人から「髪、増えた?」と言われた時には素直に嬉しかった。毎日見ていると自分では変化に鈍感になりがちだが、客観的には変わっているのだと確認できた。
心理的な変化が最も大きかった
外見的な変化と同じくらい、あるいはそれ以上に、心理的な変化が大きかった。
鏡を見る時間が変わった。以前は前髪を確認するために鏡を見て、気になって憂鬱になることが多かった。今は単純に「今日は髪をこうセットしよう」という目的で鏡を見ている。そこに不安がない。
写真を撮られることへの構えがなくなった。集合写真で後ろの列に行こうとする癖がなくなった。帽子に頼ることが減った。小さなことに聞こえるかもしれないが、それが20年近く続いていたことが嘘のように変わった。
第17章:費用の全内訳

| 費目 | 金額(概算) | 備考 |
|---|---|---|
| 植毛手術費用(5,000FU超・業務主任クラス) | 約25,000〜26,000元(≒¥500,000〜520,000) | グラフト数・医師ランクで変動あり |
| 通訳費用 | 個人差あり(知人依頼なら謝礼のみ) | 中国在住の知人に依頼 |
| カウンセリング費用 | 0円 | 無料カウンセリング |
| 血液検査費用 | クリニック負担(無料) | 手術費用に含まれる |
| アフターケアセット(薬・グッズ) | クリニック負担(無料) | 術後のセットとして提供 |
| 再診(術後8日目の光線療法等) | クリニック負担(無料) | 術後フォローアップ込み |
| 渡航費・ホテル | 0円 | 中国長期滞在中のため不要 |
| 合計 | 約50〜52万円 | 渡航含めると+10〜15万円 |
日本からわざわざ行く場合の試算:
- 上海往復航空券:3〜6万円(時期・航空会社による)
- ホテル(3〜5泊想定):3〜6万円(立地・グレードによる)
- 通訳費用(エージェント利用の場合):3〜5万円
- 手術費用:50〜65万円(グラフト数・医師ランクによる)
- 合計目安:60〜82万円
それでも日本国内の250〜350万円と比較すると、大幅に安い。
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よくある質問
Q. 植毛の費用相場はどれくらいですか?
A. クリニックや必要グラフト数によって異なりますが、一般的に60〜300万円程度が相場です。1グラフトあたり600〜1,200円が目安です。
Q. 植毛の定着率はどのくらいですか?
A. FUE法・DHI法ともに95%前後の定着率が報告されています。ただしクリニックの技術力によって差があるため、実績豊富なクリニックを選ぶことが重要です。
Q. 植毛のダウンタイムはどれくらいですか?
A. 施術後3〜7日で日常生活に戻れる方が多いです。激しい運動や飲酒は1〜2週間控える必要があります。仕事復帰は2〜3日後が目安です。
Q. 植毛は痛いですか?
A. 局所麻酔下で行うため施術中の痛みはほとんどありません。麻酔注射の際にチクッとする程度です。術後の痛みも市販の鎮痛剤で十分対応できます。
Q. 植毛後はAGA薬を続ける必要がありますか?
A. 移植した毛は一生抜けませんが、既存の毛が抜け続けるとアンバランスになるため、フィナステリドなどの内服薬を継続することが推奨されます。
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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為・医薬品・クリニックの推奨や保証を目的とするものではありません。効果・副作用には個人差があり、本記事の内容によって生じたいかなる損害についても当サイトは責任を負いません。AGA・FAGA治療、植毛、薬剤の使用にあたっては必ず医師等の専門家にご相談のうえ、ご自身の判断で行ってください。医療広告ガイドライン(厚生労働省)に基づき、ビフォーアフター画像・体験談は掲載しておりません。
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